ストーンコート(浸透性石材コーティング)

最近、採用される事が増えたキッチンの天板や玄関、廊下の床材として使用されている石材。
見た目に格好よく、スタイリッシュな空間を生み出します。しかし、石材そのままの状態で使用するとシミになってしまい、付着した汚れが取れずシミ汚れで悩まされる事になりかねません。

ストーンコートならCleanExpressまで!
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ストーンコート(人造大理石・天然石コーティング)を施すと、表面が保護され日常のお手入れだけで美観が保てる様になります。

ストーンコーティングはキッチンの天板に効果的です!

汚れ付着テスト(コーヒー、オレンジジュース、醤油)を実施しました。

キッチンで使用する事の多い、コーヒー・オレンジジュース・醤油等が付着した場合を想定し、ストーンコートを塗布していない場合と、ストーンコートを塗布した場合を比較してみました。
(いずれも1時間後に拭き取り、石への染み込みを確認します。)

ストーンコートの実験
コーティング剤 無塗布
矢印
液体が入り込み着色が起りました
ストーンコート
ストーンコート 塗布後
矢印
ストーンコートを施工している石材
表面からの染み込みを弾き
染み込みを防ぎました。

全ての染み込みを完全に防ぐコーティングではありません。
汚れが付いた部分は素早く拭き取る様にして頂く事で染みを防ぎます。

ストーンコート(石材の保護処理)が必要な理由

『大理石は硬くて丈夫』だから何もしなくて大丈夫?

建築材として利用するため薄く加工されたストーン(石材)をそのまま使用すると「汚れ・エフロ・中性化・凍害」による劣化等のトラブルが発生します。
また湿気が多い場所では、カビや藻が発生し美観を損ねたり、菌類による健康上のトラブルを招く事があります。
当社のストーンコートは浸透性吸水防止剤を使用しており、基材の吸水率を大幅に低下させ、水分の浸入によって起こる様々なトラブルを防止する為に開発された製品です。

シミが出来てからコーティングを検討しようと思っています。

石には目に見えるか見えないかの小さな無数の穴が開いており、その極わずかな隙間から玄関なら雨水や結露等の水滴、キッチンの天板では跳ねた調味料や野菜を切った時に出る水分等が入り込んでいきます。
これが、毎日使用を続けるうちに表面のシミとなって表れる原因です。
シミは一度出来てしまうと研磨する以外に綺麗な状態に戻す事が出来ません。

成分及び効果

【成分】液体ガラス

用途:キッチン天板・タイルの玄関・床面(大理石、御影石、人造大理石等)

特徴:石材に深く浸透し、耐候性に優れた防水層の形成

  • 吸い上げを防ぎ、凍結によるひび割れを防止
  • 石材の風化、劣化、エフロ(白華)の防止
  • サビの表面発生を防止
  • タイル目地のカビ防止
  • 優れた撥水性、撥油性による防汚効果

メンテナンスについて

ストーンコートは施工後に特別なメンテナンスを必要としないのも特徴の一つです。
お手入れは乾拭きや玄関等の床については掃き掃除など、一般的な方法で綺麗を保てます。
また、汚れが付いた場合は水拭きするだけで汚れが落ちます♪
ワイン等が付いた場合には必ず、すぐに拭き取って頂くようにお願いいたします。

※ストーンコートに保証はございません。事前にご確認の上ご注文頂きます様お願いいたします。

ストーンコーティングの目的とは?

石材への吸水率を下げることで劣化から保護!

浸透性吸水防止剤とは、ストーンに対し溶剤を浸透させ吸水率を大幅に低下させる保護剤のことです。

吸水率テスト

ストーンコート処理後の様子

下半分にストーンコートを塗布していますが、塗布後はコーティング前とほぼ風合いは変わりません。

ストーンコート

吸水率テスト結果

下半分にストーンコートを塗布した後、水をスプレーでかけた直後の様子

ストーンコート

ストーンコートを塗布した部分は水を弾いているのが分かります。
雨水や染みとなる要素を含む水分をストーンの内部に入り込ませない効果がある証です。

浸透性タイプと撥水性タイプの違い

ストーンコーティングは石材の吸水率を下げることで保護!

クリーンエクスプレスのストーンコートは、浸透性タイプです。
これは、石が持つミクロの穴にまでコーティング剤を浸透させる事により、汚れが中に入るのを防止する効果があるからです。
一方、撥水性のコーティング剤は表面の撥水を目的にしている為、表面の効果がなくなると躯体は吸水をはじめます。
★吸水防止剤はストーンの表面が削れない限り効果が持続します。
石材の中にコーティング剤が浸透することで、表面だけの保護ではない分効果も長持ちします。また、石材当初の風合いを出来るだけ長く保ちながら汚れから守ります。

撥水タイプとは、ニスなどのように建材の表面だけを保護する物で、短時間で表面のコーティング部分の効果が失われていきます。

ストーンコートの特徴・耐久性

~高耐久性&高吸水防止効果~

ストーンコートを塗布すると建材に浸透するため、塗布面が削れない限りその建材などには、その差が顕著に現れます。
素材本体を緻密にして吸水性を低下させるため、表面の撥水効果が失われても耐久性のある防汚効果は持続します。

高耐久性&高吸水防止効果で防汚効果が長持ちします。

エフロ(白華)防止
~エフロ&吸い上げ防止効果~

エフロ現象が現れやすい場所は、浴槽や建物の北側、玄関のタイル目地などが挙げられます。特に梅雨時には、連日の雨により大量の水分が建材に染み込み、内部のアクが溶け出てきます。
ストーンコートを、石材(御影石・大理石・ライムストーン・砂岩)の表面に浸透させると、この濡れ模様やエフロ(白華)現象を防止します。

通気性
~呼吸を妨げない~

石は常に呼吸しており、保護剤を塗布する事で呼吸を妨げる商品が中にはあります。呼吸を止めることにより建材の劣化を早めたり、美観を損なうこともあります。その様な理由から、材質に適した保護剤を選択しなければいけません。ストーンコートは呼吸を妨げないので石材を美しく長持ちさせます。

自然な風合い
~ストーンコートを塗布しても素材の風合いはそのままに~

ストーンコートは塗膜タイプではなく浸透タイプのため、目に見えないバリアを作ります。

このバリアは、ストーンコートを塗布すると基材の内部に浸透し、毛細管に化学結合して耐久性のある吸水防止層を形成します。この吸水防止層は、塗膜ではないため水は通しませんが、気体は通す優れものです。
また、従来の保護剤とは違い塗膜を形成しないので自然な風合いを維持します。素材の風合いはそのままにしたい美観維持には最適な保護剤です。

施工方法

天然石や人工大理石の表面に浸透性のストーンコート剤を用い手作業で丁寧に塗り込みます。
ストーンコート後は水分の侵入を抑え、変質・変色を防止する効果により本来の輝きを美しく保ちます。
また、コーティング剤を石材の内部に浸透させることにより、雨水や汚れを弾き汚れの染み込みを抑えます。

特徴:無色透明な液剤を使うため、見た目はコーティング前とほとんど変わりません。

*既に石材をご使用されている箇所は、石材店へ研磨をご依頼の上コーティングをご注文下さい。

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